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ポルシェのロジック。


 ゴードン・マーレイは、マクラーレンF1を設計するとき、
速さやカッコ良さなく、すべてのクルマが参考にするような
究極のパッケージングを目指したという。

 それを知った時、意外に思った。
 志の高いクルマは、速さだけじゃなくて、違うところでも
高みを目指すんだ、と驚いた。


 昔のホンダ車は、ワイパーとかヘッドライトのハイ/ロー切り替えとか
独特のロジックで、セールスマンは「これがホンダですから!」と
誇らしげに言っていたが、最初にとまどい、実際乗り始めても
ずっとずっと違和感が付きまとって、

「普通の方式の方が絶対理にかなってるのになー」

 と思っていた。


 その後、反省したのか、今のフィットは普通のクルマと同じ方式に
なっていた。

 
 
 ポルシェも一般的な方式と違う操作ロジックのところが多々ある。

 走りに関わるところで普通じゃないところは、昔はさまざまな人に
語られてきた。僕が、おっ、と思ったのは、これはわざと難しくしようとして
そうしているわけではなく、速く走ろうとしてつくった結果、自然にこうなって
しまった、というような記述だ。最近はあまりそういう記述はなくなってしまった。
それだけポルシェが乗りやすくなってきたということだろうか。



 僕は、走りに直接は関わらないところで、ポルシェが独特というか、
自分の道をいっているところを僕の986世代のモデルで
考察してみたいと思う。


 有名なところでは、左ハンなのに左側にあるキーホール。
 「間違えやすい」「わかりにくい」とよく批判されるのだが、
オーナーなら間違えないので問題なし。
 それどころか、僕のモデルの場合、クラッチを踏まなくても
エンジンをかけることができるので、キーホールが運転席の窓側に
ついているとクルマに乗りこまなくてもエンジンをかけることができ、
とても便利だ。

 参考までに、現在のBMWは右ハンなのにキーホールが左側
(窓側でない方)にあり、ものすごく不便。
 なぜこちら側にするのか、理解できない。
 こちらの方が、ポルシェの方式よりよほど批判されるべきだと思う。
 

 窓のスイッチ。
 ドア側にスイッチを設置するのが一般的だが、僕はセンターコンソールや
シフトレバー側にある方が、操作しやすいと思う。ドア側は手を折り曲げて
窮屈に操作せねばならず、広々としたシフトレバー側にある方がいい。

 一般的には窓のスイッチは、長押しするとオートで全開全閉、
ちょんちょんと軽く押すと押しただけ動くという方式で、
運転席だけオートになるというものが多い。
 
 ポルシェは(BMWもだが)、どの席もオートで全開全閉できて、
気分がいい。

 そして、ここがポルシェのハイライトだが、窓のスイッチを
ちょんっと軽く押すとオートで全開全閉、長めに押すと
押しただけ動く方式だ。
 このことに気がつくまでは、全開にしたいときにスイッチを
長めに押してしまい、あれ、オートにならんぞ、と戸惑っていた。
 だが、慣れるとこのポルシェ方式の方が使いやすいと思う。
 全開にしたいときはちょんっと一瞬スイッチを操作するだけで
いけるので、急いでいるときとか気分に合う。
 さすがポルシェはここまで考えてつくってるんだなあと感心する。

 
 そして、シートベルト。
 僕は中学生くらいのころからシートベルトの取り付けに関心があって、
異常にいろんなクルマのシートベルトを一生懸命見ていたのだが、
あれ、ポルシェは反対についてる! と思っていた。

 うまく言葉で説明できないので、写真で紹介。
b0028859_1635240.jpg

 普通のクルマとベルトの取り付け器具の部分がついてる向きが
違う。
 
 装着していないときは、一般的なクルマのベルト取り付け器具の
向きの方がきれいに収まるのだが、不思議なことに座席について
ベルト装着すると、見事、ポルシェ方式の方がきれいに
ねじれることなく体にフィットするんだな、これが。

 こうなってくると、ポルシェってやっぱ相当すげぇな、と思う。

 のだが、ワイパーの操作ロジック、基本位置から下げると間欠、
上げると連続、ってのはこれはよくないと思う。
 一般的な方式、一段上に上げると間欠、二段目で連続、
下げると一回だけ拭き取り、って方が操作しやすいと思う。
 
 今回はここまで(笑)。

 
 
 PS ハイオク、128円だった!!!
 いったい夏のあの高さはなんだったの…
サブプライムも、3か月もたったら「あれはいったい
なんだったの??」みたいになってたりして?!

 
by bp1178 | 2008-11-15 16:03 | ボクスター
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