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クルマ 生活について




 ケイマン、993、そしてナローといろいろ考えるのが
苦しくも楽しい日々だが、いまのボクスターに飽きているわけではない。

 4年前、ボクスターを買ったころの気持ちを思い出してみる。
 
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  ボクスターとケイマンS               写真提供 かずっちさん

 あのころは文字通り全財産はたいて、一生乗るくらいの気持ちで
買った。一生乗るというのは、まあたぶんムリだろうな、とは
当時も思ったが、でもきっとこれが僕の生涯で最高価格のクルマ
だろうな、という覚悟はして購入した。

 

 それがたったの4年で、買い換えを考えるなんて、ちょっとゼイタクすぎ
ない?!? しかももっと高いクルマに!?
 という気も常にしている(ナローなら、安くなるけど)。





 僕は、なんとなく日本人がこれだけお金に追われまくる生活を
しいられるのは、家を30年かそこらで建てたり、立て替えたりするから
じゃないのかなあという気がしている。
 祖父母や親が建てた家にそのまま何世代も住むライフスタイルが
確立されたら、かーなりお金に関してラクになると思うんだけど、
日本の家がヤワなのか、企業に踊らされてるのか、家族のカタチが
1世代ごとに激しく変わるためか、たぶんその組み合わせなんだろうけど、
ほとんどの人が常に「家を建てねば!」という強迫観念みたいなのを抱いて
生活しているように思う。



 んで、これってクルマでも同じじゃないのかなぁ、とも思うんだよね。
 4、5年たったらクルマを買い換えなきゃ! っていう強迫観念がどっかにあって
それを実行しようとすると、僕みたいに普通の年収の場合、生活のほかの部分へ
極端にしわ寄せがいくんだよね。


 
 この買い替えのサイクルから抜け出し、こん身の思いで買った家宝である
ボクスターはずーーっとこのままとっておき、セカンドカーの方を
そのときそのときの気になるモデルにした方が経済的にラクだし、楽しいん
じゃないかなあという気もこのごろしつつある。



 ポルシェは、幸いなことに古くなったからあかんってクルマじゃないし、
むしろ貫禄が出てくるようなところがあるよね。20年、30年たっても
見てくれる店は絶対あるし、パーツも残ってるだろうし。



 買い替えに関しては、おそらく、いまが最初のがんばりどころで、
次が10年ぐらい経過して故障が出てくるところだと思うけど、
それを踏ん張って乗り切ったら、あとは古いワインみたいなもので
もうその後は価値がどんどん増してくるような気もする。



 今は中途半端に古く見える僕のボクスターのビニールのリアウィンドウや、
オレンジ色のリアウィンカーも、もう現行モデルからは消えたディテールなので、
だんだん貴重に、シブい存在になっていくような気もする。



 その一方で、セカンドカーを、スマートだとか、i、スイフトなんかを
とっかえひっかえしていろいろ乗っていくってのもいいんじゃないかなあと
思う。


 それってナローと最新のゴルフというラインナップの吉田匠氏
みたいでいいかも、って思う。

 
 
 僕、セカンドカーとしては、ホントに小さいクルマが好きなんだよね。
 3シリーズとか、1台体制にするなら興味あるけど、2台目としては存在として
重すぎる(そもそも高すぎるし)。

 ホントに下駄代わりに気楽に乗れて、しかもデザイン良くて楽しいのが
僕が2台目に求める性能。





 
by bp1178 | 2006-03-01 21:13 | クルマ
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