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クルマ評論

 最近のカー雑誌のクルマヒョウロンを読んでて
思ったけど、とにかくホメまくってるよね。
 これって広告とかの関係かな? と思ってたけど
ひょっとして記事を書いてる人たちの価値観が
古すぎるという側面もあるのかな。

 比べるクルマが昔のクルマすぎるんじゃないかなあ。
だから、今のクルマが何の問題もないいいクルマに
思えて、とにかく欠点のない、いいクルマ、って
論調になっちゃう面もあるんじゃないかなあ。

 性能や機能で劣る昔のクルマを知らなくて、
最近のクルマから価値観がスタートしてる
人が書いてたら、スポンサーとかの関係があったと
しても、ここまでこういう論調にならないんじゃないかなあ
とちょっと思う。
 
 カー雑誌、どのクルマもとにかくホメてるだけだし、
書き手自ら、「最近デビューするクルマはけなすとこなんてない」
とか記事の中で書いてるもんね。
 いやー、そんなことないと思うんだけどなあ…
 この人たちが心の中で比べてるクルマが古すぎでは? と思う。

 
 山ライオン、早く来ないかな。
 


 心に残るカー雑誌の記事といえば、中学生のころ、
カー&ドライバー誌でたぶんオカザキコージ氏が
書いてたアメリカのリポートがある。
 そこでは、アメリカではもはや現金はあまり
見かけることがなく、支払いはカード。
 現金が財布につまってることではなく
銀行残高に並ぶ数字がその人の富を表し、
現金はむしろ俗にまみれた感じでちょっと下に
見られる、みたいな記述があって、えーーー、
そんな世の中があるのか!!! と驚愕し、
いまでも鮮明に覚えている。
 2012年、日本もそうなりつつあるよね。
 まるでジョブズの魔法のように、あのとき
未来を垣間見られたんだよね。だからこんなにも
印象に残ってるんだよね。

 あとは初代ボクスターがデビューしたときに
J・ディーンが550で走ったのと同じルートを
同じシルバーのボクスターでたどるという記事。
だれが書いたのか覚えてないけど、シマダソウジ氏??
 これはロマンチックでエンスーでとてもいい
記事だったなあ。
 最近はこのようなずーっと記憶に残るような
クオリティの高い記事に出合えないもんなぁ…



 
by bp1178 | 2012-07-25 20:59 | クルマ
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