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ボクスター論

 04年最後は、やはりボクスターの話で締めたいと思う。

 僕の愛機であり、心のよりどころであり、プライドの源泉であり、
いろんな意味で世界を広げてくれるボクスター。
 移動手段とか、女性の気を引く手段とか、ステイタスを誇示する
ものとか、そういうふうには1mmも思っていない(よく勘違いされるのだが)。

 このクルマに対して、極度なエンスーという特殊な人以外からは
「すごいね」「何キロ出るの?」というのが
だいたい初めに言われるせりふである。

 最高速は、250キロ/h以上出るようであるが、それがこのクルマの
魅力のすべてではないと思っている。

 吉田匠の「ポルシェは、時速30キロでも楽しい」という名言があるが
まさにここだと思う。
 ボクスターは、駐車場から動き出したタイヤのひところがりから
楽しくてたまらない!! もっと言えば、エンジンをかけるためにキーを
ひねる瞬間から楽しくて楽しくて顔がにやけてしまう!!
 さらに言うと、「きょうはボクスターに乗れる!」と思うだけで楽しくて
しようがない。

 3速、60キロ/hくらいで道を流している時もこたえられない良さがある。
まるで、ジェット機がランウェイに向けてタキシングしているような感じがする。
 アクセルを踏み込んだら、離陸のために猛ダッシュするような、強大なパワーを
感じながらのタキシング。

 速く走らなくても、楽しくてたまらないというのがこのクルマの本当の魅力だと
思う。ポルシェに乗ると、ポルシェ以外のクルマに興味がなくなる。
ポルシェ以外のクルマとは、クルマづくりの考え方がまったく違っていると思う。
 それはたとえBMWであってさえも、だ。

 今の僕は、自分が乗るクルマ、欲しいクルマとしては
新型のポルシェとフェラーリにしか興味を持っていないかも。
by bp1178 | 2004-12-31 11:13 | クルマ
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