人の世は移ろいゆくものだけど、ボクスターへの気持ちは ずっと変わらず持っていたい。 ボクスターが5年目、2回目の車検だった。 1回目、3年目の車検のときの方が「買い換えようかな」と思ったのだが、 今回は買い換える気にはほとんどならずに、車検通すこと以外考えられなかった。 冒頭に書いたように、いろんなことが移ろいゆき、絶対的なものがないからこそ、 ボクスターとBSモールトンはずっとずっと、もうダメだ!! ってところまで 一緒に過ごしたい、っていうのが今の気持ち。 若いころに見て、きれいだなとか好きだなって思ったものは なかなかその気持ちがなくならないと思うのだが、93年にデトロイトで コンセプトモデルが出たボクスターは、僕にとってはまさにそういうモノ。 今でこそあまりなんとも思わないが、当時、964とかを見慣れているときに ボクスターのルックスは衝撃的に未来的で、本当にむっちゃくちゃ カッコよく見えた。 そんな、珍しく僕が一瞬で恋に落ちた相手は、コンセプトモデルショーデビューの 3年後の96年に市販され、僕が購入できたのはさらに6年後の02年。 今は購入後5年だが、これから先、7年、10年、20年と一緒にいられたらな、 と思っている。 ところで最近はボクスターネタよりも自転車ネタの方が多いが、 これは主に保管環境に原因がある。 ボクスターはボディカバー保管で、普段は姿を見るだけでも面倒だ。 洗車しようと思ったらコイン洗車場か実家へ行かないといけない。 対してBSモールトンは室内保管なので、歯を磨きながらでも 会いにいける。 この差が大きい。 家付きガレージを将来建てて、いつでもボクスターに会いに行ったり 洗車したりできるようになったら、もっともっとボクスターのこと かわいがってやりたいと思う。 車検は、もちろんMモータースで通した。 Mのオヤジ、相変わらずで笑えた。 「このころのポルシェってもう全然壊れないね。タルいね。 壊れてくれないと、「ポルシェ買ったぜ」って実感がないだら?」 とか、僕がクルマが左向きに走ってる気がするけど アライメントやったほうがいい? と聞いたら 「クルマがまっすぐ走るなんてことはありえないし、事故とか やってないなら大丈夫だら? やりたいならやってもいいけど、 お金かかるし、やらなくてもいいよ」 って。 西三河南地区は、「ゆるく生きる」を信条にしてる僕から見ても おいおい、それでいいのか!って思うほどさらにゆるい地区で笑える。 とりあえずいろんな意味で人生を変えてくれて、いろんな人との出会いを 運んできてくれたボクスター、これからもよろしく頼むぜ!!
by bp1178
| 2007-05-16 22:34
| ボクスター
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