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1シリーズ再試乗

 最近、1シリーズの話題が盛り上がり、僕の中で興味がむくむくと
わいてきたので、再度1シリーズに乗ってきた。


 ホントは116iに乗りたかったのだが、試乗車の都合で乗ったのは
スポーツサス付きの120i。


 ドアを開けて乗り込む。
 E46は、ドアを閉めると、まるで自分が密封パックされたかのような圧倒的な
機密性を誇るが、1シリーズはそこまでがっちりした感じはない。
 

 僕がみたところ、メルセデス、BMW、ポルシェはお互いに
「意地でもマネしないぞ!!」という態度を貫いている。

 メルセデスの折りたたみ式キーに対するBMWの回答は、マッチ箱のようなキー。
みぞのある金属部分は、そもそも存在しない。
 
 これを、ステアリング左側(右ハンドル車でも左側なところがポルシェと違う)に
ある穴にはめこみ、(キーをひねるのではなく)スタートボタンを押すことにより
イグニッションオン。


 この手順からして

 新しい!!!



 ステアリングは、革の継ぎ目が下に2箇所のタイプで、悪くない。
 E46のMスポーツは左右4箇所で継いでいたと思うので、
むしろコストをかけている。

 
 走り出す。
 室内は、前席にいる限り小さいクルマに乗っているという狭っくるしさとは無縁。
 それでいて、小さいクルマゆえか、クルマに「乗っている」という感覚は希薄で、
自分の体にぴったりフィットしているような、自分の意思そのままに走る感覚がある。

 
 ここでいく! とアクセルを踏み込めば瞬時にこたえるレスポンス。
 タイトでいながら極上の乗り心地。

 



 これは、素直に告白すると、僕的に


 ひょっとするとこないだ乗ったATのボクスター(987)より好印象かも…



 マジで。


 


 うーーーん。
 さすがBMW。




 ソフトタッチのウィンカーは賛否が分かれるだろうが、新しい感じはばりばりある。


 外装色は11色。
 内装は3と比べて安っぽいが、革内装やパネルを凝れば問題ないだろう。
 他シリーズにはあるハーマンカードンのオーディオがOPになく、
300W・10スピーカーどまりなのはちょっと寂しい。最近、BMWはiPodとの
連携に力を入れているのもポイント。もう少しすれば1シリーズでもそのまま
iPodつなげられるようになりそうな雰囲気(ポルシェもやってくれよー)。


 スタイルは、2ボックスという制約がある中では、最高にカッコいい。
 もちろんボクスターと単純に比べればボクスターのほうがカッコいいが、
オープン2シーターとしてのびのびにデザインされているボクスターと
4ドア、ハッチバッグという制約の中での1シリーズを同じ土俵で比べるのは
酷というもの。同じカテゴリーのゴルフやアストラと比べると、1シリーズの
デザインのよさは際立っていると思う。



 やっぱり1はマジで気になる。

 リアのデザインをやり直し(やはりリアはフィットに似ている…)、
2ドアクーペバージョンの2シリーズ、MT なんていう仕様が出たら、
本気でボクスターから買い換えちゃうかも…





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by bp1178 | 2005-03-19 15:28 | クルマ
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