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高橋智隆講演会。

僕がひそかにライバル視している?
高橋智隆の講演会が、なんと近所で行われると
氏のツイートから知った。
 ええ、マジ? 予約いるの? と
会場の公共施設に問い合わせると
ホントに講演会あるし、駐車場もあるし、
会場満員になっちゃって入場制限かかることはないと
思いますよ、ってことで行ってきた!

 僕はもっと若いころは、お金稼いで
いいクルマやいい服やいいモノが欲しい、とだけ
思っていたが、最近はむしろいい経験がしたい、と
思うようになってきた。

 いいクルマが欲しいというより、そのクルマで
しか経験できない走った感じや知り合える人たち、
それに乗っていることに対する周りの人の反応、
といったことを知りたいし、経験したい。

 講演会。舞台の下手から現れた高橋智隆、
細身のカーゴパンツ姿が、氏らしい。
 第一印象はスタイルいいなぁ!!
 脚はシュッと細くて長く、
上半身は格闘技が趣味というだけあって
がっしりしている。
 そして雑誌で見るまんまの
ハンサムながら狂気を宿した表情?!
 さすが現代のマッドサイエンティスト。

 でも話しだすとツイートでのシニカルな印象とは
違い、やや関西風のアクセントの柔らかい語り口、
笑いをちりばめながらトークはとても楽しく刺激的で
あっというまに時間が過ぎていった。

 話を聞いていて、
だれも持ってないモノをつくるという
だれもしてない経験をしているところを
ものすごくうらやましく感じた。
 また、それが超ド級にすごいモノであるがゆえに
地球の裏側までオリンピック招致のプレゼンに行ったり、
ロケットの打ち上げに立ち会ったり、
グランドキャニオン登頂、ルマン24時間貸切アタックと
いったとてつもない経験をサラッとしてしまっている。

 うーん、こんなとてつもないオトコが地球上にいるんだな…

 お金を儲けようとか、偉くなりたいじゃなくて、
ただただ自分の好きなことをしていたら、こうなっていた、
というのはホンネだろう。
 だれも雇わず、一人だけで行うロボット製作、
だって他人雇ってロボットづくりなんていう楽しい部分
持って行かれて給料払うなんて、アホみたいだ、って
いうセリフ、カッコいいなあ。

 会場ではグランドキャニオン登頂したエボルタや
まだ世界に4体しかないロビが披露された。

 エボルタ、登る機能とは関係ない、頭を振る動きを
この方がかわいいから、頑張ってる感が出るから、って
つけちゃうところはApple的だよね。実際、講演の中でも
冒頭でステーブ・ジョブズの名前が出ていた。

 ロビも実物見ちゃうと欲しくなるねぇ…
この完成度はすさまじいよね…
 5年、10年後にはだれもが小型ロボットを所有する時代が
やってくる、と語っていたが、たしかにそうなるかも、と
思う愛らしさ、完成度の高さだった。

 また、僕の説のひとつに、人が人の絵を描くと
自分に似てくる、というのがあるのだが、
高橋智隆のつくるロボットもなんとなく高橋氏自身に
似てる、とロビと語り合ってる最中の2人?の様子を見て
確信した(笑)。

あー、元気もらえたよ!
 オレも、新しい経験をするために頑張っていこう!
 

 今は、ネットで知ったすごい人と本当に会えちゃって
いろんなこと教えてもらえたりするので、
ものすごく刺激的ないい時代だよね。
 ネットで知り合えた人たちからどれだけ刺激や
いい影響を与えてもらってるか計り知れない。
 

 高橋氏、講演の中でもちょろっと「クルマが好き」と
言っていたが、そのあたりだけを語る講演会もぜひやってほしいなあ。
 会社で講演に呼んじゃったら、講演会の前後に個人的に
お話できるよね、お話したいなあ。
by bp1178 | 2013-11-17 20:50 | 未分類
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